着物が大好きな出張カメラマンとして、昨日、素晴らしい着付けに出会った話を投稿させていただきます。
昨日の七歳のお嬢様の着付けは凄くきれいで、お嬢様も苦しくはないとおっしゃってました。上手な着付けほど苦しくないものなんです。
(昨日のお写真はまだrawデータのままで、掲載に関する確認もこれからなのでこちらの写真は私が着付けをした長女の写真です。)
髪の毛もすごくかわいらしく、パラパラと落ちてくることもなくお陰さまで撮影もスムーズでした。
しかもお嬢様のご希望もありジャンプしているところを二度も撮影しちゃいましたが、はこせことびらかん(胸に指してあるお財布みたいなものとその飾り)も落ちることもなく。
そのはこせことびらかんというものは普通にしていても落ちるもので、これを落とさないように歩けるような所作を身に付けなさいということなのだとか。
でも、そうはいっても、やはり、できる限り着付けがきちんとできているほうが良いに決まっています。
カメラマンとして見ていると、たまに出会うそんな素晴らしい着付けには見惚れます。みんながそうだったらいいけど、着付け士さんを選ぶのはカメラマンより難しいかも。何かの機会に素晴らしい着付け士さんに出会ったらぜひ、また次もご依頼いただくことをおすすめいたします。
着物が崩れてくると、パパやママも、もっと注意しなさい、と言わなくてはならなくなり、何よりお子さまも動きにくくて可哀想。
ちなみに七歳と五歳の着付けが一番崩れやすいです。
三歳のお着物は腰揚げをお嬢様のサイズに合わせてしっかりしておけばまず崩れませんが、レンタルだと腰揚げは出来ないので、その場合は注意が必要です。
撮影の時は着物大好きなカメラマンとして何かあったときに備えていろいろご用意しています。
着物は資格も持っています。が、着付け学校以上に主に技術を身に付けたのは昔やっていた銀座の割烹でのアルバイトと、うちの子供たちへの着付けです。
我が子は四人いて全員に着付けることも多いので(たまに私も主人、合わせて六人。)着崩れさせない、そして時間がかかると大変なので早わざが身に付きました。
撮影をしていても男の子は半分以上のケースでだんだん袴が下がってくるのですが、きっかけは、一度、裾を踏んでしまうということ。
袴は緩まないように、なおかつ短めに着付けるコツがあるんです。そうすると裾を踏むことなく、元気にあるけます。
もちろん私はカメラマンであって細部の綺麗さは着付け士さんの足元にも及びません。あくまでもサポートですので、お直しはサービスです。
また、道具もいろいろ取り揃えています。
扇子は着付けとは関係ないけれど、ニューアイテムです。
これを開くと壊れることもあるので、お客様の扇子を私が開いてとは安易には言えなくて。だったら私が持っていったらいいんじゃないかと。
男の子用の数は10個!
女の子用は3個!
もちろん毎日一つずつお持ちするのですが、プロ向け業者さんから購入していてどうしてもまとめ買いになります。
写真には写っていませんが、足袋もあります。
今日は浅草に行ったので他にもいろいろ購入しちゃいました!
そんなに出るものではないので前の撮影で使用したらなくなってしまったとか、破損してしまうこともありますので、○○を持ってきてください、という確約に関してはご料金をいただいておりますが、あるものをお貸ししたり、足袋は衛生上差し上げていますがその場で必要になる場合は特に追加料金はかかりません。
何より当日を、着崩れを気にせず楽しめる一日としてサポートさせていただくことも笑顔の秘訣かと思っています。