基本的にはお着物の身丈は身長と同じがキレイにおはしょりを作るための理想なのですが、身長-10㎝くらいあれば(身長が120㎝でしたら110㎝くらいでも)、何とかなるかもしれません。
おはしょりを作る理由ですが、摩擦をうまくつくりだしてくれて、着崩れにくくするためです。
それ以下でも肩からくるぶしまでの長さがあれば対丈といって、おはしょりをとらずに着ることもできるのですが、着崩れやすかったりします。
また、実際お着物を着付けてくださる着付け士さんによっては、
「着崩れるリスクがあるので、心配です」
と言われる場合もあったり、
その対策のために事前に考えてくださる場合もあったり、こういうものを持参してほしいと言われたりする場合もあると思いますので、着付け士様にもできればお着物を決める前にご相談いただくと良いと思います。
お洋服はサイズが違うとウェストが入らないという場合もありますが、お着物の場合には普通の体形でしたらまず、そのような心配はありません。
あとは裄丈(首のぐりぐりから手首までの長さ)ですよね。記載があれば計ってみていただくと、だいたい裄丈がどのくらいになるのか見積もっていただけると思います。袖丈、短いと腕がニョキっと出る感じになります。
でもお子様は腕が見えていても可愛いと思いますがいかがでしょうか?
アンティーク着物としてレンタルされているお着物はただ100年前のお着物、というだけでなく、今見ても美しいお着物。
実際には、今の時代の人の好みには合わないような古いお着物というのも存在し、レンタルされているものは時の審判を経てきたお着物なので、この先、何年先にご覧いただいても、古めかしさを感じない七五三のお姿を残していただけると思います。
当店ではレンタルはしていないのですが、お着物に関するご質問も歓迎ですし、サイズ以外にも、気になることなどがあればぜひご相談くださいね!